レイニーチャイナタウン
ど~こだ???
チャイナタウンだよ。
タイトルはフレデリックの「レイニーチャイナガール」を意識しているよ。ずっと小雨に降られたのでぴったりだなと思って……。
とはいえ、ちょっと景色がチャイナタウンって感じじゃないですよね。
日本の中華街だと、こうはいかないでしょう?ちょっと洋風っぽくないですか?
このチャイナタウンという街は、シンガポールの都市開発を進めていく中で、伝統的な景色も保存しなければいけないよね、という流れで保護された土地らしいです。
後々、中華系の人々がかなり集まってきてしまってみちみちになったので、チャイナタウンも大きくなったようですが……。
で、このジョブ・ハウス(またはショップハウス)と呼ばれる間口の狭い建物たちは、その建てられた時期によって装飾とか傾向が変わるんですけど、
一概に言えるのは様々な文化の融合の下にあること―イギリスとか、中国とか、マレーとか―なんだそうで、それ故のこの独特の雰囲気なのだそうです!
チャイナタウンは広いので、全てを回りきれたわけではないのですが(今回は用事があったのでちょっと通っただけ、というのもある)、それでも色とりどり&形も様々な建築物が沢山並んでいて、とても面白いなと思いました。
もっと知識があったら楽しめるんだろうが、あんまり予備知識もないまま行ってしまった……。
さて、チャイナタウンのメインの通りからちょっと外れると、ちょっと自然み溢れる道がありました。
こんなところもあるのか~と思いながら歩いていたら、急に目の前に歩いて出てきた小さな影集団が!
え?
ウズラか??????????
野鳥なのか、飼われているのかさえよくわからないのですが、人を怖がることもなく、そこら辺を自由に行き来していました。なんだったんだろう。
チャイナタウン内を歩いているはずなのに、チャイナとは全然関係なさそうなものにも沢山出会いました。こういうヒンズー教寺院とか……
モスクとかもありました。
シンガポールのチャイナタウンは、チャイナと名前がつきながらも様々な人種の方が共存している区域であるようで、それ故このような寺院も普通に建っています。
こういう宗教的な美しさは、よくわからないけれど神秘的で心にぐっとくるものがあります。
チャイナタウンコンプレックスという大きな商業施設の集まり?みたいな場所も通りかかりました。
一番メインになるところには入りませんでしたが、周辺のお店と人々の憩いの場を見て回るだけでもかなり楽しかったです。
憩いの場ではおじさんたちが座っていてお酒を飲んだり議論したり……
ぷっくり太った猫ちゃんを撫でていたりかまっていたり。猫ちゃん、こっちに来て初めて見ました。この場所では野良猫がいるのかな(下の写真みたいな野良猫を歩いている時も見かけた)。
個人的に一番おもしろかったお店は鑑賞魚屋さんです。
外からの見た目だけでもぐっと来ませんか。
お店の表には数多のベタや金魚などが所狭しと並べられていて、それはもう圧巻という感じでした。
加えて、蛍光色の魚が売ってるんです!
日本でももう売ってるんだろうか?
というか、どうやって蛍光色にしてるんだろうか。遺伝子組み換えで蛍光タンパク質を入れてるのか、はたまた何かペイントしてるのか……
全然理屈はわからないんですが、チャイナ感を感じて喜んでしまいました。
コンプレックスを離れてしばらく歩くとかっこいい建物が!
新加坡佛牙寺龍牙院というらしい。
本当は中に入れるらしいんですが、今回は時間の都合で入れず……。また行ってみたいですね。
ちなみにこの建物の周り(軒の下)には沢山の人が鴨川等間隔のように地べたに座っていて、思い思いにお酒を飲んだり猫をかまったりしていました。
あと、近くの木の下にもチャイナが出ていました。
夕飯は、有名なお店「东北人家」で食べました!
なんか、妙に日本人の口に合う中華料理らしいですね。
美味しいごはんが食べられるかな!?と期待して行ったら大成功だったので、皆さんも是非行ってみてください。
肉汁溢れる水餃子や……
もっちりした皮がおいしい焼き餃子。
辛いけどうまい、くせになる辣子鸡に……
めちゃくちゃ食べごたえのある青椒肉絲!
どれも最高、かつ安い!お手頃価格で沢山量が来るので楽しめます。
大人数で行くと分け合えるからいいかも。
あとシンガポールに来て初のタイガービールも飲みました。
ビール、ず~~~~~~~~~っと飲んでないし、そこまで得意なわけでもないのであんまりよくわからないんですが、人の言うところを聞くと「薄い」らしいです。
でも私は別にそうは思いませんでした。普通のビールかな~でもキレがあるとかじゃなくて、やわらかい感じかな、と思ったり。
小さいコップ2杯しか飲んでないのに酔った(というか二日酔いになった)ので、もう飲まないかなぁ笑
そんなこんなで気の抜けたチャイナタウン探索でした。