Singapore Botanic Gardens行ってきた その2
前回↓
今回の記事はEvolution Garden探索についてお話します!
そもそもEvolution Gardenってなに?って感じの人もいるかと思うんですが……
名前の通り地球の進化をテーマにしたGardenです。
Lifeless Earth
The Beginning of Life – Precambrian
The Invasion of the Land – Silurian
The Rise of the Ferns – Devonian – Carboniferous
The Age of the Cycads – Permian – Cretaceous
The Flowering of the World – Tertiary – Present Day
という感じで経路を進むと展示も進んでいきます。ワクワクしますね!
入り口には所謂珪化木だと思しき石(木?)が幾つか置いてありました。
入っていくと、原始地球は岩だらけであったり、水がぼこぼこ沸騰するのが再現されていたりと、なかなか頑張っている感じでした。
とはいえ、自然の宝庫なので普通にコケとかシダとか植物が時代と合わずに生えちゃってる場所もかなりあるのですが……。それはしょうがないよな。
個人的に一番興奮したのがここ!
The Rise of the Ferns – Devonian – Carboniferous の景色です。
すんごいシダシダしてる!!!!!!!
謎の立っているものはLepidodendron、いわゆるリンボクのレプリカです。
それにしたってシダがでっかい。
普通に葉っぱが頭上にあります。渦巻の部分も、手のひらサイズです。
茎もとっても太いです。たくましすぎる!かっこいい!
色んなタイプのシダが生えていました。
ここからの同定は超適当なので、間違っていたらごめんなさい。プレートちゃんと見てこればよかった。
これはアスプレニウム(チャセンシダ属)か?
Asplenium nidus var. plicatumが似ている気がするが……
これはビカクシダなのかなぁ……
いぼいぼしてて面白い。
Phymatosorus grossusなのだろうか???
Microsorum Punctatum ( Climbing Bird’s Nest )というらしい。
ヌカボシクリハラン属、と日本語で言うそうだけれど、一回も聞いたことがないやつですね……。
こんな感じで、見たことあるやつないやつ、ひたすらシダがわんさかしています。
最高楽しいです。
そのまま歩いていくと今度はThe Age of the Cycads – Permian – Cretaceousになりまして、こんな風景に変わります。
すごいな~。こういう風景を恐竜も見たのだろうか。
ソテツの仲間たちもとっても大きいです。
The Flowering of the World – Tertiary – Present Dayのゾーンの入り口には、池がありました。
池には沢山の小魚と、産卵に来ているらしいトンボが飛んでいました。
トンボも、見たことないようなものばかり飛んでいます。
鮮やかすぎる赤いトンボなど……
上の写真はフチドリベッコウトンボ?すぐ飛んでしまうのであまり観察ができません。
すごい景色になりました。
これは亜熱帯多雨林の景色だそうです。
下の写真は熱帯多雨林。
素人なので違いはあまりよくわからないのですが……。
と、のんびり歩いていると横からリスが出現!!
え!?リスもいるの??しかも案外大きいです。手のひら2つ分くらいはあります。
ぴょいぴょいと木の間を飛び回っていたので、すごい跳躍力だなと思いました。そして木を垂直に登る……。
リスもこの後ものすごく沢山見るようになりました。生態系を感じます。
Evolution Garden、色々ツッコミどころはあるのでしょうが、個人的にはとても楽しかったです!
時代と景色を紐付けるのって、中々リアルで見ないと難しいことだと思うし……景色を「体験」できたのは、かなり良い学びになったなぁと思いました。
日本でもこういうところがあるのかはわかりませんが、ぜひ地質時代の学習のときには訪れたい・教材にしたい場所ですね……!!!!
次回はRain Forestというゾーンに行きます!