生物学好きのまいんが、シンガポールで生活する中で出会ったものをひたすら記録します。

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シンガポールでお菓子を作る。

タイトル通り。

シンガポールに引っ越したことで、家電も全て使い方がよくわからないものになってしまった。加えて国が変わったので、今まで使っていたどの材料がどれに該当するのかもよくわからない。

かなり手探りな状態ではあったのだけれど、四苦八苦してお菓子を作ったのでここに書き留めてみる。

 

 

何をつくるか

何を最初に作るか考えた結果、一番シンプルでテストには良さそうな「パウンドケーキ」にしてみることにした。

パウンドケーキは使用する材料の重量がぶれないし、食感のイメージもあるのでいいかなと。

朝食にしよう、と思いつつ、自分が日本から持参したナッツを使ったパウンドケーキに決めた。

 

パウンドケーキに最低限必要なのは、

  • 小麦粉
  • 砂糖
  • バターorマーガリ

そして加熱のためのオーブン、調理のためのボール・ヘラ・泡立て器、キッチンスケールである。

本当はベーキングパウダー、ふるい、ハンドミキサーなど、あればいいなというものは幾らでもあるが、上のものがあればなんとか作ることはできるだろう。

 

材料を集めよう

ということでまずは、スーパーで手に入る卵以外の

小麦粉、バター、砂糖、型 を集めることにした。

調べると、REDMANという製菓店があるらしいので、そこに出向いてみたところ、製菓用のものが沢山並んでいてびっくりした。

小麦粉はPLAIN FLOUR。1kgで$1.5。

砂糖はFINE SUGAR。こちらも1kgで$1.5だったと思う。

型は紙のタイプのものを購入。これもそこまで高くない。

お店で見かけたチョコチップも美味しそうなので買ってしまった。

バターは種類が多くてよくわからなかったので、後でRedmartにて無塩バターらしいものかつ安いものを一生懸命検索して決めた。AMBASSADOR Specialty Dairy Block - Unsalted とかいうやつで、200gで$2.15。良いのではないか。

 

 

 

第一回お菓子作り

材料も揃ったので、早速やろう……と思ったのだが、第一回はてんてこ舞いだった。

まず、オーブンの使い方がよくわからない。

ダイヤルに謎のアイコンが並んでいて、どれが日本の普通のオーブンなのかさっぱりわからない。

適当に上から熱源が出ているようなアイコンにダイヤルを合わせてみた。これで余熱ができると信じて待ちつつ工程を進める。

と、持ってきたと思っていたはずのハンドミキサーが見つからない。

ハンドミキサーがない上に、ベーキングパウダーがないので、泡立て器でがんばって気泡を作るしかない。ナッツを入れたら潰れちゃいそうな気もするが……

 

で、そんなこんなで泣きそうになりながら一生懸命泡立て、混ぜて、作った生地を型に入れ、オーブンにイン!

 

……全然膨らんでこない。

おかしい、20分たってもなんのアクションもないなんて……

 

これはダイヤルが間違っていたのではないか、と思い、ファンのようなアイコンがついたものにダイヤルを捻ってみると、今度は一気に焼けてきた。

下の方の段に生地を置いたくせに、上下から熱源が当たるアイコンにしたせいで、全く膨らまず。下側が先に焼けたらしく、なんともいえないものが錬成されてしまった。

大失敗ですね!!!!!!!!!!!

後でちゃんと調べると、ファンのようなアイコンは「庫内の温度を一定にする」という効果があるようで、お菓子作りのときにはファンが必要らしい。

リベンジするしかないね、ということで、

  • ハンドミキサーがないので観念してベーキングパウダーを買ってくる
  • オーブンのアイコンを間違えない

と心に決めて、一回目は終わり。

 

 

第二回お菓子づくり

ベーキングパウダーを買ってくる、と決めたので、またREDMANに行った。

すると「Double Acting」などと書いてあるものが安くなっていた。なにそれ???

調べてみると、なんでも違うタイミングで2回膨らみ効果を与えるベーキングパウダーらしい。普通にベーキングパウダーとして使えるらしいし、安いのでそれを買った。

 

で、今度こそオーブンはファン付きでセット!上だけの熱源でやってみた。

結果はこちら!

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成功しましたね……

普通に美味しくて、感動した。成し遂げた感が半端ない(ちゃんと調べていれば最初から成し遂げられたものを……)。

 

お菓子の材料はそこまで高価ではないとわかったので、色々挑戦できるなという感じ。

後日マフィンにも挑戦した。


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おいしかった。