生物学好きのまいんが、シンガポールで生活する中で出会ったものをひたすら記録します。

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極めろ外食道

シンガポールでは自炊の方が高くつく、とよく言われています。

実際食材は日本の感覚よりも高めな気がします。

代わりに外食は沢山種類があり、値段も様々です。

今回は自分が試した外食の一部を紹介します。一部、お店(ドンキとか)で売ってるご飯を買ってきてるものもあるけど、まぁいいでしょう。冷凍食品と自炊以外は外食だよ。たぶん。

 

Yong Tou Foo(酿豆腐)

これはものすごくおすすめ。

まず、自分が欲しい材料を6個とる。で、それをお店の人に渡すと作ってくれる。

海苔巻きのお肉は揚げることも選べる。

あつあつで、あまり塩気もなく、さっぱりおいしい鶏?のような味がするスープ。

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$6くらいで十分な量を食べられ、かつ野菜がとれるのでとてもよい。

スープは自分で好きな味にカスタマイズもできる。左は酢醤油のような味で、右は辛いやつ。

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辛いやつをいれたときはこんな感じ。好きな辛さにでき、辛いスープもおいしい。

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SUBWAY

サブウェイは$6とかで十分量の野菜をとれるので重宝してる。

日本でもサブウェイはあるが、こちらのメニューは日本と違う。例えば私はえびアボカドが好きだったが、こちらのサブウェイにはそれがない。

チキンハムとか、テリヤキチキンとかを私はよく頼む。

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こちらのサブウェイはどこもそうなのかはわからないが、これでもかというほど野菜を沢山突っ込んで、もはや収まらないほどにして渡してくれる。これは本当にありがたい。

日本だとあんまり入れてくれないので、毎回「野菜多めで」って言うのが面倒だった。

日本では見ないような野菜もあるけれど、私は面倒なので毎回全部入れてもらっちゃう。すると口の中がお祭りみたいになって楽しい。味が代わる代わる色々出てきて面白い。

 

 

いだてんうどん

シンガポールではなかなかレアなお店らしい。一度だけ食べた。

作り方はかなり雑だったけど、味はやさしいおうどんだった。うどんはやわこい。

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これで$10近くするのだからなかなかつらい(天ぷらとかはつけていない)。地元の人は釜玉$6くらいを頼んで、それに天ぷらをつけるっぽい。

私はうどん大好き人間なので、こちらでも頻繁にうどんが食べたくなってしまうが、スーパーだと1玉$1超え(冷凍でも生でも)。乾麺タイプもあんまり安くないし、どん兵衛みたいなカップ麺を買おうにも1個$3とかするのでたまったもんじゃない。簡単には食べられない。

というかそもそも、うどんに合うような肉が手に入らない。豚こまは見たことすらないし、薄切り肉は「しゃぶしゃぶ肉」か「すきやき肉」と表記してあり、結果100g$3とかする。高すぎない???ということで、あんまり作ることもできない。

うどんがこんなに高級品になるなんて。もっと日本で食べておけばよかった……

 

 

マクドナルド

マクドナルドはどこにでもあるのでとてもホッとする。ちなみにスターバックスもめちゃくちゃよく見る。

メニューはもちろん日本と全く同じではないが、重複するところもあったのでそれを試しに頼んでみた。

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ハンバーガー($2)とナゲット($4くらい?)とポテト($1.5)。

サイズは日本のと変わらないし、味も変わらなかった。

が、ナゲットだけはなんか妙に薄かった。一個一個が薄くて、日本のものの0.8倍くらい?の薄さな気がする。ふっくらしたナゲットが食べたい。

ちなみにこちらのマクドナルドは、全店舗そうなのかはわからないが「板」で注文をすることができる。でっかい板が立っていて、それを使ってメニューを選んでいくと注文ができてしまうのだ。

人と話さなくていいのはもちろん、細かい設定ができるのがすごくよい。例えばハンバーガーなら、optionでタマネギなし・あり・増し、ピクルスなし・あり・増し……といった具合に、全てのパラメータについていじることができる。

店員さんに向かって注文するときはあまり細かい指定はできないけれど、これなら超わがままができる。大変うれしいサービスだと思う。

 

 

大戸屋

大戸屋?そう、シンガポールには大戸屋がある。実は案外日本系のお店はあって、日本語でメニューが書いてあるお店も平然とモールに入ってたりする。べんり~~

今まで見かけたものの一例をあげると、スシロー、一蘭モスバーガーココイチ、とんかつマ・メゾン、ペッパーランチやよい軒しゃぶ菜、銀だこ……普通にあるものなのだなぁ。

で、大戸屋はかなりお得な部類。テイクアウトでfoodpandaなどを使うと割引がきいて、鶏黒酢五穀米+ポテサラ+でっかい豚汁で$7.5とかで収まっちゃう。すごーい。

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味は普通に大戸屋でとてもおいしい。野菜もちゃんと入っていて嬉しい。

時々黒酢が多すぎて漏れているけどしょうがない。何より五穀米が最高。

 

 

Domino pizza

日本にもあるドミノ・ピザシンガポールにもある。もちろんピザハットもある。

「ピザ頼んでみよう!」と思い立ってドミノ・ピザをネット注文しようとしたわけだが、最初はわけがわからずかなり苦労した。

それでもなんとか注文を済ませ、時間ぴったりに受け取りに行くと、なんとお店のおじちゃんが注文を取り間違えて全然違うピザを焼いていたらしい。

悲しいことにそこから何十分と待たされて(しかも途中ピザを焼く機械のコンベアーが壊れて、余計時間がかかった)、お腹ぺこぺこでものを手に入れた。なぜか1.5Lのコーラもついてきた。クーポンのせいらしいが、重すぎる。

これがエビとトマトのピザ。超美味しい。

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これがてりやきのピザ。てりやきソースが濃すぎるし、あるはずのチキンを感じない。はずれ。

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ピザはケチったら負けだね。

 

 

ASTONS Specialities

$13.5くらい?でがっつりしたチキンが食べられるお店。

付け合せを2つ選べるので、自分はいつもポテトと野菜にしちゃう。

色んなソースが選べておいしい。ちょっと塩辛いけれど。

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COLLIN'S

こちらもがっつりチキンが食べられるお店。

$20で二人分のチキンが手に入るセットがあるので、それを頼むとお得。

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謎のソーセージもついてくる。

ソーセージはチーズが入っていて、なかなかにおいしい。

けどチキンは個人的にはASTONSの方が好き。

ついてくるサラダもなんかちょっと変わった味がする(柑橘系?)ので、あんまり好きくない。そしてトウモロコシは食べにくい。トウモロコシってどうやって食べるのが正解なのか未だにわからない。

 

客家擂茶

客家擂茶で合ってるのか、それとも客家擂茶飯が合っているのかよくわからないが、客家擂茶をお店で注文するとこうなる。

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米の上に、漬物?のような野菜がいくつか乗っていて、そこにじゃことかが乗っている。お茶のような濁ったものがついてくる。

お茶を入れてかき混ぜて食べる、というのが一応食べ方ぽいのだけれど、私はあんまり口に合わなかった。あまりにも味が素朴すぎて、タンパク質を感じないし、なんだか寂しくなってしまうのだ。

しかもこれでお高めなので、リピートはないかなぁと思っている。好きな人は好きそう。

 

れんこんスープ?

こちらにくるとスープのお店が大量にあるのだが(中国語のやつ)、その中でもよく見るものの一つがれんこんのスープ。

黒豆がベースになったスープぽくて、飲むとやさしい甘み。悪くはないけど、パンチはない。胃に優しそう。

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モスバーガー

モスバーガーのメニューも日本と違う。

私は試しに、日本にもある「菜摘」と、日本にはない「海老天」というものを頼んでみた。

これが海老天。

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つゆだく。ライスバーガーだった。

えびもそこまで感じないし、まぁ……という感じ。

菜摘はこんなの。

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レタスに元気がない。量もなければ元気もない。

実際端はいたんでいて、茶色く変色していた。悲しい……

菜摘といえばやはりシャキシャキ元気なレタスでしょう。

ちょっとドレッシングの味も違う時がある(店舗によるのかな?)。日本の菜摘が恋しいな。一個$5くらい。

 

 

学食ごはん

大学の学食でもご飯をたべてきた。

自分で欲しいメニューを選んでとってもらうタイプのお店。こんなにもりもりで$6くらい。やすい。

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安くて色々食べられるのは嬉しいが、脂っこい、甘い、塩辛い、といった感じでちょっと量食べるのはきついものがあった。

まぁ、しょうがないかぁ……

 

 

ドンキの生サーモン寿司

おいしい。なんでサーモン寿司ばっかり売ってるんだろう。一つのコーナーが全部サーモンでだいだい色になってるの面白すぎる。

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おいしいから人気なんだろうけど、皆買い物きてる人がサーモン寿司持ってるのを見るとすごいなぁって思う。

シンガポール人はサーモン大好きなのかもしれないね。

 

 

日本の食事と比べて思うのは、

日本は安価でも十分美味しいものが食べられて、ハズレが基本的になくて、栄養価もとろうと思えばとれる(野菜もタンパク質も)、という感じなのですが

シンガポールの場合だとちゃんと選ばないと炭水化物の塊みたいなものになってしまって、油・砂糖・塩だらけで、バランス良くかつ味がいい食事を得ようとすると途端に高価になってしまう、という印象があります。

シンガポールで街を歩いていると、かなり高い頻度で脚を引きずってよたよた歩く年配の方に会いますが、これは糖尿病で脚の神経がやられているのだと聞きました。真偽の程はわかりませんが、安価な外食を見ていると確かになりそうだなという気持ちになります。

 

基本なんでも甘いんですよね……こちらで通常飲まれるコーヒーも「コピ」といって、濃くて苦いコーヒーに砂糖とミルクをたっぷり加えたものですし、お菓子も甘いし。何もかも甘めな味付けが基本なのかなと勝手に思っています。または塩辛いか、辛いか、油か……みたいな。

日本の良さって、あまり何も考えずに外出したりご飯を買ったりしても、そんなに塩分・油・糖が気になることなく、美味しく、かつ野菜もタンパク質も安価で手軽に摂取できるところにあったんだなぁって、今はつくづく思います。本当に恵まれていると思う。あとうどんが好きなのでうどんがサクッと食べられる日本は神です。