Singapore Botanic Gardens行ってきた2 その3
前々回↓
前回↓
今回はEvolution Garden再挑戦とHeliconia Walk踏破を目指します。
がんばるぞ!
さて、Evolution Gardenは前回のSingapore Botanic Gardens訪問時でも既に来ていたのですが(下がその前回の記事)
実はその後色々調べ物をしていたところ、自分が見逃したもので超大事なものが幾つかある!ということがわかりまして……
それを是非見たい!!!ということで、今回再挑戦することにしました。まぁ何回来たっていいんじゃが。
入り口に来て、よし行くぞ!と思った瞬間、横に生えてたシダが可愛くて写真を撮ってしまいました。
ゼンマイの形からどうやって展開するかわかりやすい!いい教材!とか思ったりして……
まず見つけたかったもの1つ目!ストロマトライト(のレプリカ)!
そんなものどこにあったよ!?
これか。
なんか適当な岩だと最初思い込んでました。ストロマトライトのつもりだったのか。きみ。
どうでもいい話ですが反対側にあったこれ。
君柱状節理ではないかい!?マニアックすぎない……????
見つけたかったもの2つ目!クックソニア(のレプリカ)!
これは、どれだけ一生懸命探しても見つけられませんでした。おかしい……撤去されたのか?それとも私の目が節穴か……
誰か見つけたら教えて下さい。
見つけたかったもの3つ目!マツバラン!
めっちゃ普通にあった!えっ、枯れてない?大丈夫?なんかこじんまりいました笑
マツバランはシダ植物なんですが、クックソニア(最古の陸上植物かも?と考えられている)にかなり形態が似ている「らしい」とされている植物なんです!
見てもらうとわかるように、茎のみで根も葉も持ちません。
シダなのに前葉体もハート型ではありません。
二叉の分岐を繰り返すのが形態特徴です。ズームすると棘が見えました(このためだけにマクロレンズを持参しました)。
これはさきっちょ。
胞子嚢はないか~、と思ってそこら辺をキョロキョロしていたら、別の場所に元気なマツバランさんがいました。
これがマクロレンズで撮った胞子嚢じゃい!
マツバラン、心ゆくまで堪能できました。
見つけたかったもの4つ目!トクサ!
割といろんなところで実は観察できるんですけど(日本でも)、まぁでもね。こういうのは気持ちだから。
トクサはなんでトクサっていうか知ってます?砥石に使えるからトクサらしいですよ。私は知らなかったので調べてびっくりしました。
トクサ類は石炭紀からあると言われている超古くからいる植物です。ロボクリンボクフウインボク……とかって授業で習うんですが、ロボクはトクサ類の近縁なんだよね。(ちなみにリンボク、フウインボクは違う科と近縁だと考えられているよ。自分で調べてね)
見つけたかったもの5つ目のラストは「恐竜の足跡」!
あるらしいんですよ。探しました。
ありました。こんなにあったのか。
この足跡の両脇には沢山のソテツの仲間よ。最高の景色ですね。
こうして無事に見つけたかったものを(クックソニア以外)見つけられたので、あとは自由にプラプラしました。
かわいいシダ~!これもシダ!?とか言いながらシダをひたすら触ったり。これはホコシダというらしい。
裏側に胞子嚢があるからシダだー!となる。
これもシダらしい。シダって色んな形があるんだなぁ。
ソテツも色々あるんだなぁになったんですが、ちょっと載せてられないので割愛(というか今までの記事もかなりのものを割愛している……悲しい。全て伝えたい)。
ということで、Evolution Gardenを堪能して次はHeliconia Walkへ移動!
道中またタコノキみたいなやつを発見。
お、またか?と上を見上げると……
ちょっと葉っぱの形が前まで見てたやつと違くない???
一生懸命手元で調べてみたけれど、Verschaffeltia splendidaってやつに似てる気もするし、ちょっと違う気もする。なんにせよタコノキ科の葉っぱじゃない気がする。タコ足って案外あるのかぁ、と無知な私は思ったりした。
気を取り直してHeliconia Walkへ!
単子葉植物のショウガ目に属するすんごい鮮やかな花が大量に並んでました。名前からはオウムバナ科ばっかりだと想像していましたが、実際はショウガ目の色んなものを並べたみたい。
すごかろう。
サイズは50cmとか1m届きそうなくらいの特大のやつです。こんなのがブラブラ道の両脇に下がっているので、興奮しかありません。
こういうコスタス系も綺麗だ~。
ショウガ目だからいいんだろうけど、急にバナナも出てきました。
Thai Bananaと書いてあったので、日本でよく食べられている普通のバナナとはちょっと違うみたい。皮が薄いんだって。
タビビトノキは見たらテンション上がるよねぇ!(タビビトノキじゃない?違う?間違ってたらつらいな……)
こんな綺麗なのもいました。何者。
沢山の綺麗に包まれ、池の周りを散歩する。最高の景色です。
あまりにも気持ち良いので、そのままぐるっと池を回ってみることにしました。
すんごい根本を持った植物がいます。プレートによるとCarpoxylon macrospermumという子らしい。えっ、根本どうなってるの???
池にはオオオニバスも浮かんでいます。乗りたいなー。
Malayan Water Monitorにも遭遇。でっか!!!!!!!!!!初めてみた。
一瞬でかすぎてワニかと思いました。それくらい大きいです。
ゆっくり泳ぎに行ってしまいました。かっこいいなー。
さて、池ももうすぐ一周するぞというところで、すごいものに遭遇しました。
今回の旅で延々と悩まされたタコ足系植物ですが、なんと……
縦も横も超巨大タコ足(もはやタコ足なのか?)の登場!!!!!!!!!!!
タコノキ系なんですか???こんなに育っちゃうんですか??????
今まで見た中でダントツ大きいタコノキ系植物に出会ってしまいました。もはや秘密基地一軒作れるよってくらいです。写真に収まりません。
いやはや、タコノキ系なめてました。でかいのは本当にでかいんですね。ていうか本当にタコノキ系ですか????(不安)
ということで、だいぶ進めてこれました!あと1回で終わるといいな。